2015年03月08日


allow_url_fopen と allow_url_include

allow_url_fopen は、デフォルトで有効ですが、allow_url_include はそうではありません
名前デフォルト変更可能変更履歴
allow_url_fopen"1"PHP_INI_SYSTEMPHP <= 4.3.4 では PHP_INI_ALL。
PHP 4.0.4 から利用可能です。
allow_url_include"0"PHP_INI_SYSTEMPHP 5.2.0 から利用可能です。
何れも、セキュリティ上の理由により、アプリケーションからは変更できませんが、allow_url_fopen が有効であれば、allow_url_include が無効でも代替方法があります。
function inc( $path ) {
// *******************************
// 配列にセット
// *******************************
	$inc = @file( $path );
// *******************************
// 最初と最後の行を削除
// *******************************
	array_shift($inc);
	array_pop($inc);
// *******************************
// 配列をテキストに戻す
// *******************************
	$GLOBALS['inc_eval_txt'] = implode( "", $inc );
// *******************************
// テキストを実行する
// *******************************
	eval($GLOBALS['inc_eval_txt']);
}

まず、ファイルを配列にセットして、最初と最後の行を取り除きます( <?php と ?> の削除 ) 
※ うまくいくように、ファイルの記述方法を定める必要があります。
( その前提ならば、ただのテキストファイルにするといいです )
※ ファイルの拡張子は、テキストの内容がサーバによって加工されないものを使います。

テストしてみると解りますが、include を使った場合でも、http 経由で読み込むテキストの拡張子は、php であってはいけません。( .php では サーバがソースコードを返す事が無いからです )

その後、テキストに戻してからグローバル変数に代入して eval して内容を実行します。

eval は危険な処理ですが、それはユーザーから受け取ったデータを対象にする場合です。ここでの処理は、本来allow_url_include によって利用可能な信頼できる文字列が対象です。
http://winofsql.jp/php/test/print.txt
<?php
inc("http://winofsql.jp/php/test/print.txt");

allow_url_inc();

print "<pre>";

$arr = get_defined_functions();
print_r( $arr["user"] );

print "</pre>";

function inc( $path ) {
// *******************************
// 配列にセット
// *******************************
	$inc = @file( $path );
// *******************************
// 最初と最後の行を削除
// *******************************
	array_shift($inc);
	array_pop($inc);
// *******************************
// 配列をテキストに戻す
// *******************************
	$GLOBALS['inc_eval_txt'] = implode( "", $inc );
// *******************************
// テキストを実行する
// *******************************
	eval($GLOBALS['inc_eval_txt']);
}


?>





タグ:PHP
posted by at 2015-03-08 16:01 | PHP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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※ インデックスページのみ、実際の記事数を超えたページを指定しても最後のページが表示されるようです

対処としては、このようなヘルプ的な情報を固定でページの最後に表示するようにするといいでしょう。具体的には、メインの記事コンテンツの下に『自由形式』を追加し、アーカイブとカテゴリページでのみ表示するように設定し、コンテンツを用意するといいと思います。


※ エキスパートモードで表示しています

アーカイブとカテゴリページはこのように簡単に設定できますが、タグページは HTML 設定を直接変更して、以下の『タグページでのみ表示される内容』の記述方法で設定する必要があります

<% if:page_name eq 'archive' -%>
アーカイブページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'category' -%>
カテゴリページでのみ表示される内容
<% /if %>

<% if:page_name eq 'tag' -%>
タグページでのみ表示される内容
<% /if %>
この記述は、以下の場所で使用します