VBScript : TCPDFで MSフォントが使えるようにする全自動スクリプト とにかく手作業ではとても時間がかかるので、全て自動化しました。それでも結構な 時間がかかります。3分くらいは待たないといけないと思います。 そもそも、方法として誤解が多かったのが印象です。チータエンジニアってところで いろいろ日本語サポートしてくれているのですが、日本語訳が中途半端で事実を誤解 するような日本語です。 まず第一に、TCPDF は FPDF から引き継がれているはずなので、元々 FPDF は非埋め 込み型で動作していました。一通り実装したので、そのへんは間違い無いです。 TCPDF も、非埋め込み型にする事ができます。職種によっては、それではまずい事が あるのは承知していますが、システム的には、フォントデータを埋め込むのはよろし くありません。その PC に そのフォントが無いと表示不可能になりますが、アプリケ ーションとしては、「読めれば」良いので、MS の通常フォントが欲しいのです。 ※ MS ゴシック、MS Pゴシック、MS UIゴシック、MS 明朝、MS P明朝 誤解その1 で、サンプルとして実装されていたのが何故か、Arial Unicode MS です。こんなフォ ントがあったなんて、この作業で初めて気が付きましたが、これは PC にフォント データのある「非埋め込み型」です。サンプルそのものがそもそも、フォントデータ を必要としない日本語フォントなのです。 誤解その2 さらに、新しいフォントを作成する下りでは、一応日本語フォントの追加の手順を 想定しているようなのですが、イタリックやボールドを実装するのに、出来上がった フォントファイルをコピーして増産するように読み取れます。ここは、フォントに ついては素人なので、良くは解らないところですが、調べた限りMSのフォントにイ タリック文字としての書体は無く、実装はアプリケーションでしているようなのです。 で、.php 定義ファイルは一つしか必要無い。 ※ 結局イタリックはできません。以下はイタリック指定した結果です 元々利用可能なフォントに加えて、MSフォントの印字サンプルです 誤解その3 チータエンジニアでの記述は、全てフォントを埋め込む事を前提に書かれています。 要するにこれが職種としての方向性の違いによる誤解の元ですが、きちんと README 読まないと、非埋め込み型の引数については知る事ができません。さらに、古い記述 では、非埋め込みにする古い方法しか乗っておらず、知らないとそれでいいのかと 思ってしまいますし、文字化けの対処にいたっては、サンプルそのものが化けてます し。つまり、フォントの埋め込みと非埋め込みの違いをはっきりさせるには、 REEADME 読みましょう。という事になります。
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